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神戸メリケンパークオリエンタルホテルについて

1868年、神戸港の開港をきっかけに、神戸はさまざまな西洋文化や習慣を積極的に受け入れ、文化・産業の礎として発展しました。
映画、ジャズ、ゴルフ、マラソン、コーヒー、水族館・・・など、誰もが知っている文化やスポーツ、グルメなど、実は、神戸はいろいろな分野における「日本で初めて」のものを取り入れたものがたくさんあることをご存知ですか?

神戸メリケンパークオリエンタルホテルは、そんな多彩な文化が融合し、国際色豊かな都市を作り上げた神戸の港に位置するリゾートホテルです。
周囲270度を海に囲まれたロケーションにあり、また、日本で唯一であり世界でも珍しい“ホテルに建つ公式灯台”を持ち、港町 神戸のランドマーク的存在になっています。

開業は遡ること1995年、阪神淡路大震災の発生から半年を迎える7月に「神戸復興のシンボルになるように」という強い想いのもとオープン。
「海と船に親しめる新しいウォーターフロントの創造」というコンセプトに基づき、ターミナルとしての機能だけでなく、人々が集まる複合的な施設として、地域の開発・活性化を目的としたホテルとして誕生しました。


ここだけにしかない魅力を発信し、さらなる進化を

客船の汽笛の音、頬をなでる心地よい潮風、目の前に広がるきらめく海や街の夜景・・・
神戸メリケンパークオリエンタルホテルでは、港町 神戸ならではの魅力を五感で感じ、時間ごとに表情を変える景色に包まれながら、
まるで郊外のリゾート地を訪れたように緩やかに流れる“非日常の時間”を過ごしていただけます。

2015年には開業20周年という節目を迎え、さらにゲストを魅了する洗練された「リゾート空間」を提供できるホテルを目指し、客室やレストラン、なかでも、ホテルの全フロアに絶景を望むバルコニーを持つという強みを最大限に活かした空間づくりを目的にした客室のリニューアルや神戸のホテルでは初めてのルーフトップエリアを持つバーの誕生は、神戸メリケンパークオリエンタルホテルならではのさらなる魅力の発信となったと言えます。

音楽を中心としたライブやイベントなど新しい企画も開始し、これまで以上に様々なゲストが行き交うホテルへと成長を遂げました。かつて、神戸の港から様々な欧米文化がやってきたように、単なる宿泊場所としてではなく人々が集うカルチャーの発信地としての役割を果たすことこそが、「港町 神戸の象徴的な存在」であり、神戸港の一部を担う神戸メリケンパークオリエンタルホテルのミッションなのです。

お客様の感動を創造し続ける“デスティネーションホテル”へ

ネットを媒介とした情報伝達の速度アップ、観光旅行のグローバル化・多様化、顧客志向の深度アップなど、
めまぐるしく変化する環境において、ホテルは、より個性を持った魅力的な場所となる必要があります。 数あるホテルの中で、「選ばれるホテル」、「リピートされるホテル」、「集客できるホテル」へとさらなる進化を遂げるには、 お客様からのご要望を待つのではなく、ホテルスタッフ一人ひとりがお客様の新しい感動を創造し提供することが求められます。

今後、ニーズは「叶える事」から「創造する」時代になり、マーケティングは「宣伝手法」から「クリエイトする事」に重きが置かれるよう変化し、
本質的な顧客ニーズを満足させ得るクリエイティブな人材がホテルで活躍する時代になります。 時代と共に進化し続ける“最高のおもてなし”を提供し続けられるよう、スタッフのみなさんには、5年後、10年後の自分を見つめながら、あらゆる可能性を見出して輝いてほしいと思っています。

その先には、ホテル出身者がホテル業界だけでなく観光業界全体をリードする人材として輩出されていくと確信しています。
これからのホテリエには、観光産業の次世代のリーダー・変革の芽となっていただきたいと思っています。